トクラン拝とは,[サバイ]の生い立ちを神話として
説いた拝の一つである
サバイはそもそも北西の辺境地の島国である[セド諸島]で
成り立った国であり,[パルフェル]も多く訪れるため,
非常に過酷な地域であった.それゆえに,「過酷な地域で
生存すること」を良いこととする風潮があった.
それが転じて,いまでは「過酷に耐えること」をよしとする
風潮が残っている.([雨雷不屈])
これを前面に出したものが,トクラン拝である.
[オオマガリネ]は,世界の前に存在したとされる神の一つである.
[サバイ神話]で登場する.
トクラン拝に特有の行事として,[島押し]という行事がある.
年末に,浅瀬から壁や巨大な石に体当たりをするが,これは
オオマガリネに着想を得た行事である.
風を逆走したり,崖を登ったりなど,力に抗う競技の多くが
生まれている.
0コメント