キーストーン

キーストーン はトレンチによってU1161につくられた機械である．

魔道と呼ばれる移動設備の開発のために，土地を整形する仕事をする．巨大な機械と連携して作業を行ったりするため，巨人と呼ばれたりもする．

哲学の話を好み，どうして我々が生まれてきたのか，機械と人間の違いの本質は何なのかなどを，良く語る．自身のデビュー小説『交代』では，人間と機械が入れ替わるという筋書きの本を作り，そのあまりに悲惨な物語から人間たちに大きく批判された．トレンチ自身はキーストーンに対し「哲学は難しいから，人間には難しい」と説明した．サキア・ソカイの出発の5儀前に小説『異界の入り口』を完成させ，異界山と呼ばれたソカイの頂点に別の人間たちによる町があるという架空の話でサキア・ソカイを盛り上げた．

サキア・ソカイでの活躍

あくまで実行隊員として参加しており，登頂に関して哲学は封印したいと進言．他の隊員やトレンチはあまり良く思っていなかったが，「私の哲学は，いわば妄想です」と述べ，登山が終わるまでは使わないと約束した．

8000m付近にして，崖から転落し，記憶を含む体の大部分が損傷．立つことはできたものの，自分の考え方が明らかに変わっていることに気が付き，「私は私ではなくなった」と自ら自分を破壊し，終了．