トオルンハート

初期の「トオルン帝国」に存在する,トオルン王国の英雄の一人.

他に「トオルンスペード」「トオルンダイヤ」「トオルンクローバー」が存在する.


歴史

トオルン帝国の「赤い町」での意識体から女性として生まれ,6歳の時に「トオルンスペード」と会う.12歳の時に「通史大災害」が起こり,自分たちを除く村のすべての人が行方不明となる.3日間決死の覚悟で生きぬき,3日目の夜に「平和の軍」に発見され,「みやこ」で「ジョーカー」の元で孤児として保護される.「みやこ」では「トオルンクローバー」と出合い,自分たちを救ってくれた人たちが「ジョーカー」直属の「平和の軍」であることを知り,13歳で国を守るために「平和の軍」に志願.平和の軍の練習場で,「トオルンダイヤ」と会う.15歳の時,初の出陣で「海を讃える蛸」を制圧する際に体を刺され,重症を負って病院へと運ばれた.

彼女は「生きなくてはならない」という強い希望があり,ことあるごとに大きな怪我を負っては回復する,ということを繰り返している.「ジョーカー」は,《ハートは傷ついても大丈夫かもしれないが,傷ついたハートを見ているのはつらい》と告白し,それ以来,無謀な戦い方を辞めることを誓った.

スペード・ダイヤ・クローバーと共に,特異な力を持つ彼女たち4人は「みやこの切り札」と呼ばれた.

18歳の時,彼女たちは「謎の勇者」の襲来に備え,スペード・ダイヤ・クローバーと共に「クロルバーダの海の道」「Ojito」「千天の森」で勝負を挑むが,無残に敗北.最後は決死の覚悟で「みやこの広間」で戦い,完全に敗北する.


「謎の勇者」は彼女たちを完全に倒したと勘違いし,「ジョーカー」を封印する.しかし,「ジョーカー」は自分の持つ力を「みやこの切り札」に分散しており,彼女たちは致命傷を受けつつも「みやこ」から脱出する.

4人は,「みやこ」を捨て,「とうごくの島・秘密の洞窟」へと身をひそめる.「みやこ」を失ったことにより,彼女たちの魂は停止し,彼女の年齢は18歳の容姿でその後10年を生きる.

20歳の時,「マーシ」と出会う.「みやこ」復活のための道具を「エリン山底」から探す最中,「マーシ」に完全に背後を取られ,捕まるも,「トオルンダイヤ」の助けにより脱出.「リンダ」には嘘でことごとく丁寧に騙され,「オクトーバ」には完全に戦略で一枚上手を行かれ,「マーシの呪い」が解けるまでの間,常に振り回され続けることになる.


性格

体の傷が素早く治る性質から,残虐な性格が映る.痛みに対して鈍感で,「生きていれば何とでもなる」という思考を持つ.17歳の時の「ジョーカー」との誓いの後は,状況を素早く判断し,少しでも自分及び自分の仲間が怪我をするならば撤退を選ぶという,消極的な姿勢となる.

「心臓の音」を聴き分ける力を持ち,接近してくる相手を壁越しでも感じ取り,背後からの襲撃を防ぐ.ただし,「マーシ」のような呪いが相手だとまったく気が付かない.

音の聴き分けの距離は約20m圏内で,高速で突進してくるものは分からない.その力を迷子探しの力に役立てるなど,立派な一面がある.「エリン山底」での「マーシ」との出会いの後は,小さな足音もしっかりと聴き分けるようになり,さらに防御性能が増した.

「嘘」が何なのかを理解しておらず,絶対に嘘が付けない.同時に,あらゆる人の意見を必ず信じ,騙される.騙された後も,まったくそれを気に掛けることなくその人と接するなどの姿勢を見せる.

トオルンワールドWiki

《トオルン・ワールド》とは,小学校4年生のときに僕の担任をやっていた内田先生の発言から生まれた,僕の伝説の仮想世界です. トオルン帝国と小さな島々の平和な世界に訪れた,あなたの常識が通じない,人の侵略と魔法の趣きあふれる世界です.

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