気同率

気同率(きどうりつ) とは，盤素や化素の基本移動速度のことである．この値が低い場所では，非常に時間がゆっくり進むように感じられるほか，あまりにも気同率が小さい場所では気絶や意識不明などの事態に陥ることもある．また，気同率が低い場所でも反応率は一緒であるため，物質同士が反応したり，音となって消えたり新しく発生する確率が相対的に非常に高くなる．

Ojitoから非常に離れた地域や10000を超える高い山などでは，気同率が非常に低くなる，一般的には，0.4より小さい場所で人間が生活することはほぼ不可能で，0.2より小さい場所は到達することも不可能であるとされる．機械の場合も，電素の動きが非常に悪くなる他，あらゆる物質による反応率が上がり機体が変形・損傷するため，0.01以下になるとほとんどの機械も正常に動作しない．

クウェルを超えた先にあるヘリやクウェルという場所では，気同率が0であると考えられているが，気同率が0である場所でどのように盤素や化素が振る舞うかは定かではない．そのため，ヘリ及びクウェアが存在することを信じる人は多いが，クウェルの存在を信じる人は少ない．