後期海時代後期海時代は,[地完紀]のうち,[海時代]が終わり,海面が上昇し,地上に[気]が集まって[準陸時代]に突入するまでの期間を示す.海時代と後期海時代は海面が非常に高かったものの,[電素]と[水]が反応し,[気]が発生したことで水面が降下,[四枚大地]が巨大化し始めた時期であると考えられている.後期海時代の開始の生物は[王祖]からほとんど進化しておらず,特に名前が付けられていない.06Aug2020基礎知識
陸時代陸時代は,[地完紀]のうち,[準陸時代]の次の時代である.次の時代は[後期陸時代].陸時代には,取り合いによる[気]の減少が発生し,多くの[芽祖]が死滅した.その中で,気をむしろ発生させるように進化した植物がついに登場し,[目露]や[フディク]などの生物が地上に発達した.これらの生物は[陽熱]を動力として[気]の生成を行い,自らの自立を可能にする能力を持ち,[オリス・セルビオ群]と呼ばれる.植物へと進化することで,寿命を持つようになり,自らの死によって地上でもう一度生物が活躍できるように栄養を補給する役割を果たした.[マクラミトン群]の魚は[クーデ統]へと完全に進化した.移動速度が速くなったことで,栄養の供給が足りない場合に栄養を持...06Aug2020基礎知識
後期陸時代後期陸時代は,[地完紀]のうち,[陸時代]の次の時代である.次の時代は[躍進紀]の[生時代].[気]の量が復活した他,水面は現在とほぼ同じ高さとなり,多くの動物・魚などが地上へと進出した.[オリス・セルビオ群]の植物は捕食の関係となり,その数を激減させられることとなる.一部の生存した植物は[カロン統]として後に知られることとなる.また,植物の減少によって動物が減少し,動物の減少によって植物が増加するという循環が発生していたとされる.これは,動物類の死骸がほとんど存在しない地層が周期的に発生していることに由来する.([マクロコドル循環])地上での植物は肥料や餌となる他,自らの生存のために意図的に協力する植物や動物が誕生した.06Aug2020基礎知識
海時代海時代は,[無紀]が終わり,[地完紀]へと突入してから[後期海時代]に突入するまでの期間を示す.[地完紀]の開始は,歴史的な証拠が残っている時期であると定義され,海時代の開始は最古の生物の死骸が見つかった推定時期とされている.この時代には,[水]と[電素]が反応し,[気]が生成されはじめた.しかし,当時の気は水よりも重かったために,水の内部にしか[気]はなく,空は電素による非常に危険な領域であったとされる.現在見つかっている最古の死骸は[王祖]で,[絶望海]にある[絶望トラフ]の周辺から発掘された.06Aug2020基礎知識
準陸時代準陸時代は,[地完紀]のうち,[後期海時代]が終わり,ほぼ現在と同程度の海面と[気]の密度が達成された時期である.次の時代は[陸時代].準陸時代の開始は生物も同様に,進化によって定義されている,[王祖]から進化した種は[クーデ統]と呼ばれる初期の魚の区分の元となる[マクラミトン群]へと進化する.代表的な生物は,[クーダー]や[メコイノリシア]などである.そのほか,メコイノリシアは地上に出て,植物のさきがけとなる[芽祖]へと進化する.06Aug2020基礎知識
カロン統カロン統とは,植物の区分の一つである.[陸時代]の[オリス・セルビオ群]から進化したとされる.他にも[東統]や[セリオッセント・軍神トスダータスカ統]がある.カロン統の植物はそれぞれ特殊な方法で擬態を行う.[ツユ科]は隠れることに長け,[擬人科]は人に限らず多くの実在する動かないものに擬態する.[群科]は自身のクローンを大量生成し,自身の存在を隠す.[マーシャイ科]は近年発見された科で,分類不能なものが多く採用されている.04Aug2020基礎知識
群科群科とは,カロン統 に属す植物のひとつの区分である.自身の偽株を大量生成し,自身の存在を攪乱する目的で誕生したと考えられている.[ハン]を主軸とする[染石煙]という毒を持っており,多くの偽株傷付けられるとこの[化素]を出す.本株には核が入る領域を確保するため,この毒は存在しない.偽株の個数は種類にもよるが,少なくても10程度,多いと400000程度にもなる.群科は十分に数を増やすと,偽株の一部の毒を排除し,本株を転移させる.転移前の本株は次世代への種を準備し,肥大化する.肥大化した株はその他の植物に狙われることで種を移動させる他,自身の根を遮断して他株への影響を下げ,根を水平に伸ばし,種を可能な限り移動させる.種を持たないものも多く...04Aug2020基礎知識
狂統狂統とは,魚の区分である.[サメ木],[歯木],[カ木],[ラニヤ木]が存在する.[カラビフマス統]や[サコ統],[クーデ統]などのほかの魚の区分が存在する.分類の難しい種が置かれており,明確な存在時期などは決まっていない.26Jul2020生物 (動物・植物・魚)基礎知識
染石煙染石煙(せんせきえん)とは,ハンと気,水,ツチからなる化素である.巨大な化素もあり,それらとの区別は存在せず,上記の4つの盤素を含む化素全般を指す.該当するほとんどの化素は有害である.主に植物が利用する毒で,気が多いものは飛沫として,少ないものは液体として振る舞う他,気が多いと強く順応し,自覚症状がないまま毒が進行することが多い.ハンが多いものはより強力な毒として,水が多いものは動物の体をより早く侵食するため,即効性が高い.ツチの要素が多いものは他の盤素か化素と反応しにくく,体から毒が消えるまでに多大な時間を要する.ハン,気,水,ツチの個数をそれぞれ順番に記して, "染石煙 *-*-*-*" と表現することがある.また,質量だけを示...17Jul2020基礎知識
地完紀地完紀(ちかんき) とは,無紀に生成された四枚大地からジョーカー大地とババ大地が形成された時代である.大地が完成した後の時代のことを躍進紀と呼ぶ.現在の地完紀の開始は最古生物である王祖の誕生と定められている.地完紀は海時代,後期海時代,準陸時代,陸時代,後期陸時代の5つに分かれている.17Jul2020基礎知識歴史・非現存
細時代細時代は,[工時代]が終わってから[前ウルン時代]が始まるまでの,[躍進紀]で最後の時代区分である.-U2000頃から-U113程度を表す.国家の多くが誕生したものの,当時はまだ海に強く依存する生活をしていたため,陸地の内部は無人状態が多かった.[クロルバーダ]と[レ]の境目には[ナギメ]が誕生し,これが-U1000前後であると考えられている.そこから派生し,[レキ]周辺には[ヴァンジャム],[レハ]側には[カキバス]や[ミウ],[アロエーゼイ=チケロフズ半島]には[くしゃ]や[カロン]などが成立した.カロンは現存するもっとも古い国家で,この時代から存在している.これらの国家はそれぞれ-U700〜-U300頃と考えられているが,詳し...17Jun2020基礎知識
石時代石時代は,[生時代]が終わってから[農時代]が始まるまでの,[躍進紀]までの時代区分である.[コルロコ原人]はトオルンワールドに誕生した,人間の祖先とされる種族である.このころの[バトン原人]は巨大生物との交配により現存する[完系]民族の[仙族]へと進化している.このころには,非常に高い頻度で世代交代を行う[東統]の植物が[ジョーカー大地]南側で誕生し,人による栽培が行われて農時代へ進む.20May2020基礎知識