トオルンダイヤ


初期の「トオルン帝国」に存在する,トオルン王国の英雄の一人.

他に「トオルンハート」「トオルンスペード」「トオルンクローバー」が存在する.


歴史

「レ」でヘビの卵からヘビとして生まれ,生まれつきの賢さと戦闘能力からヘビの群れの頂点に君臨する.4歳の時,猟師とレア物ハンターたちに襲われ,自らの群れのほとんどを失い,孤立.魔法実験施設内へ侵入し,劇物を飲んで死を試みた.すぐに激しい痛みに襲われ,施設の外側に出て息絶えたと思いきや,その劇物は人の遺伝子の抽出物であり,八転をかけて自分の体が徐々に人の姿へと変化していく.

すぐに「レ」の近くの保護施設で保護されるも,自傷行為を続け,さらには人との会話ができないため,「みやこ」へと送刑される.

自傷行為こそすれど,人を傷つけることがなかったため,「みやこ」にて「ジョーカー」の目に止まり,その下に保護されることとなる.「ジョーカー」の下で教育を受け,8歳までには人の言葉をある程度習得.その賢さと戦闘能力は健在で,槍の技術に長けた.

教育の場では「トオルンクローバー」と会い,彼女に文字を教わり,ダイヤはクローバーに武術や動物の言葉を教えた.

一部の動物の会話を理解し,12歳の時に「通史大災害」を予知,生存者の位置把握に貢献する.その技術と戦闘能力を買われ,「平和の軍」に参加.

13歳の時,平和の軍の練習場で,「トオルンハート」と会う.

動物の会話から「海を讃える蛸」の暴挙をいち早く知り,その事件の解決に貢献した.

ハート・スペード・クローバーと共に,特異な力を持つ彼女たち4人は「みやこの切り札」と呼ばれた.


18歳の時,彼女たちは「謎の勇者」の襲来に備え,スペード・ダイヤ・クローバーと共に「クロルバーダの海の道」「Ojito」「千天の森」で勝負を挑むが,無残に敗北.最後は決死の覚悟で「みやこの広間」で戦い,完全に敗北する.

「謎の勇者」は彼女たちを完全に倒したと勘違いし,「ジョーカー」を封印する.しかし,「ジョーカー」は自分の持つ力を「みやこの切り札」に分散しており,彼女たちは致命傷を受けつつも「みやこ」から脱出する.

4人は,「みやこ」を捨て,「とうごくの島・秘密の洞窟」へと身をひそめる.彼女は動物たちとの通信網を構築し,影から「みやこ」復活のための道具を探す旅に出る.


性格

元々ヘビだったため,言葉を話すのに非常に苦労した経験があり,自身は必要最小限の応答しかしない.また,無口なものに優しく,それらに対しては自ら話しかけることが多い.

人間として扱われることを強く好み,自身のヘビの食性を捨てて人間の食事をする.同じ理由から,人間特有の装飾品にも興味を示し,自身の髪を結ぶことを習慣とする.

世界の情勢を知るため,鳥などの会話を良く聞く.また自身は鳥などを通じて遠距離の工作を行ったりなど,非常に頭が回る.

独り言をする時は完全に動物の言葉であり,多くの人に気味が悪いと言われ続けている.また,言葉が出てこないとき,動物の声でうなるため,聞き手に強い恐怖を抱かれることが多い.

目があまり見えず,音を組み合わせて生活している.眼鏡を好まないが,花を見るときだけは眼鏡をかけている.反対に夜は非常に目が利き,洞窟などでは率先して先を確認したりする.

トオルンワールドWiki

《トオルン・ワールド》とは,小学校4年生のときに僕の担任をやっていた内田先生の発言から生まれた,僕の伝説の仮想世界です. トオルン帝国と小さな島々の平和な世界に訪れた,あなたの常識が通じない,人の侵略と魔法の趣きあふれる世界です.

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